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岡崎桑谷山

愛知県岡崎の桑谷山(435m)です。丸屋根の建物は,国土交通省大阪航空局岡崎航空路監視レーダーです。桑谷山に隣接して,愛知県幸田の山が有ります。そのまま峰続きになっていますので,この2つの山は,1つの山の様に見えます。

桑谷山へは,岡崎市山綱から入る経路と,岡崎市桑谷から入る経路が有ります。岡崎市山綱から入る経路の方が,道が良いので,初めての場合は,岡崎市山綱から入る方が良いでしょう。なお,岡崎市桑谷から入る経路には,林道を車で上る方法と麓から徒歩で上る方法が有ります。

愛知県安城からは,岡崎市羽根,岡崎市緑丘,岡崎市竜泉寺を通って,岡崎市桑谷に入ります。ここまでは,両経路とも同じです。岡崎市山綱から入る経路は,さらに,岡崎市羽栗を通って,国道1の方向に進みます。国道1に出る手前300mで,右折して,岡崎市山綱に入ります。そして,岡崎市山綱から蒲郡市坂本に通じる道を登り進みます。次第に高くなります。峠の手前で,右折します。岡崎市公営の宿泊施設の方に入ります。岡崎市公営の宿泊施設の駐車場は,玄関前の駐車場と,給水小屋前の駐車場が有ります。山に登る人は,給水小屋前の駐車場を使いましょう。宿泊施設の前を通って,登り進むと,桑谷展望台に出ます。ここから先は,後で述べます。

では,岡崎市桑谷から入る経路を述べます。岡崎市桑谷までは,岡崎市山綱から入る経路と同じです。岡崎市桑谷からは,桑谷林道を進みます。桑谷林道は,前述の給水小屋前の駐車場まで通じています。途中,採石場が有り,道の悪い所が有るので,気を付けましょう。

次に,岡崎市桑谷から入る経路で,麓から徒歩で上る方法を述べます。岡崎市桑谷から桑谷林道に向けて進み,その途中,桑谷野営場の標識で,左折します。桑谷野営場の駐車場に車を止めます。駐車場は,場内駐車場と場外駐車場が有ります。場内駐車場は,指定車しか入れません。野営場の利用者や,山に登る人は,場外駐車場を使いましょう。桑谷野営場に周辺案内図が有ります。野営場から桑谷展望台まで60分です。野営場を出て,登山道に入ってまもなく,標識が有ります。2004年8月の時点で,この標識に,誤り有りますので注意してください。2方向に進路が有りますが,左折方向の表示は,誤りです。左折方向は,通れません。この時点では,直進方向の表示だけ正しいのです。

さて,いよいよ,最終段階です。桑谷展望台から山頂までの道を述べます。足跡を辿って歩く道,つまり,足道です。展望台から西方向に入る道が有ります。入ってまもなく,左に入る足道が有ります。地区境界線に沿って境界杭が随所に有りますので,目印になります。下がったり上がったりして進むと,丸屋根の建物の有る山頂に出ます。近くまで来て分かったのですが,丸屋根の建物よりも手前に,櫓型無線塔が有ります。そして,さらに,丸屋根の建物の奥の方にも,櫓型無線塔が有ります。国土交通省大阪航空局の設備で,無線通信用です。送信用と受信用です。

大阪航空局岡崎航空路監視レーダー事務所は,岡崎市国正にあります。9月の空の日の頃に,地元の小学校向けに,見学会が実施されます。個人での見学はできません。空の日ではありませんが,航空自衛隊の航空祭でしたら,個人での見学ができます。愛知近辺の航空祭は,岐阜基地航空祭,小牧基地航空祭,浜松基地航空祭,などです。