石井銅像

愛知県安城市石井に銅像が有ります。岡本兵松（1821〜1897）です。岡本兵松は，安城に用水を引くために尽くしました。通行量の多い道路に面しており，道路からよく見えます。ここは，石井辻原遊園になっていて，遊具も有ります。

岡本兵松は，愛知県碧南市（大浜村）に生まれ，その後，安城市石井（石井新田）に移り住み，農業を始めました。当時は，水を引くのに苦労していました。都築弥厚の意志を受け継いで，用水を作る事業を進めたのです。

用水は，1879年に工事を始め，1880年に東井筋と中井筋が完成し，1881年に西井筋が完成しました。東井筋は，安城市石井の東側を通っています。用水により，水の便が良くなり，収穫が安定して，安城の農業が盛んになったのです。