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和泉銅像

愛知県安城市和泉に銅像が有ります。都築弥厚(1765〜1833)です。都築弥厚は,安城に用水を引こうと考えました。銅像は,和泉の神社から,南約500mの所に有り,弥厚公園になっています。

この地方は,台地になっており,水の便が悪く,溜池から田に水を取っていました。安城市和泉(和泉村)の都築弥厚は,矢作川の水をこの地まで通すため,愛知県豊田から用水を引く計画を立てました。大変苦労して測量を行いましたが,用水の完成を見ないで,亡くなりました。

この意志は,安城市石井(石井新田)の岡本兵松に受け継がれ,用水は,1880年に開通しました。都築弥厚の死から,約50年後の事です。